ピノ・ノワール
マティアス・リオス（醸造責任者）
ピノ・ノワールは、栽培も醸造も難しい品種です。コノスルがこの品種の栽培と醸造においてどのように進化してきたかを見るのはとても刺激的で、私たちのチームがその進化を達成したことを誇りに思います。フルーティなビシクレタからエレガントなオシオまで、これほど多様なピノ・ノワールのワインを提供するワイナリーは世界でも数少ないと言えるでしょう。チリのピノ・ノワールの様々な表情をお見せすることができ、嬉しく思っています。
ピノ・ノワールについて
ピノ・ノワールは気難しい品種と言われます。生産者やワインメーカーの才能を必要とするエレガントな品種です。ユニークで繊細な色合いとバランスのとれたタンニンを持ち、少し冷やして14℃で楽しむ赤ワインです。赤い果実のソースを添えた新鮮なサラダや、ブリーチーズ、鴨肉、ツナなどの柔らかいチーズ、キノコを使った料理と一緒にお楽しみください。
チャレンジングな品種
ピノ・ノワールは、適度な温度、低い湿度、良好な日射量など、冷涼な気候のもとで最もよく育つ品種です。チリでは、カサブランカ・ヴァレーとサンアントニオ・ヴァレーがこの品種にとって理想的なテロワールであることが証明されています。沿岸にあるこれらの産地は、果実の成熟に必要な条件をすべて満たしているだけでなく、太平洋を流れるフンボルト海流の恩恵を受けています。フンボルト海流は、チリ沿岸の気温を和らげる寒流で、ピノ・ノワールの栽培に理想的な気温をもたらしています。
ビシクレタ ピノ・ノワール
チェリー、ラズベリー、プラム、ストロベリーの豊かな果実香が、ほのかなスモークの香りとともに、赤い果実のパーティーのような雰囲気を醸し出しています。口に含むと甘い果実の香りが際立ち、上質なタンニンが素晴らしい質感と口中を満たす構造を与えています。バランスのとれたニューワールドスタイルのこのワインは、個性的でエレガントなワインです。セクシーでピュア、そしてシンプルなこのピノ・ノワールは、若々しく爽やかで、冷やしても美味しくいただけます。
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