コノスルについて

コノスルの設立は1993年。ニューワールドのスピリットを伝える、表現豊かで革新的なプレミアムワインを造るいうビジョンを持って設立されました。コノスルは、技術の創造的活用、品質へのこだわり、環境への配慮という3つの主要な特徴によって、その存在を際立たせています。コノスルとは「南向きの円錐」という意味で、気候風土に恵まれたワイン産地を擁する、南向きの円錐形をした南米大陸を表しています。

コア・バリュー

コノスルは、技術の創造的活用、品質へのこだわり、環境への配慮という3つの主要な特徴によって、その存在を際立たせています。

コノスルは、チリにおけるブドウ栽培とワイン醸造の可能性を広げ、あまり知られていない品種をチリに導入してきました。また、ワインだけでなく、パッケージングにもイノベーションを起こしてきました。1995年、私たちは南米のワイナリーで初めて合成コルクを商品に採用しました。2002年にはチリのワイナリーとして初めて、アロマティックな白ワインにスクリューキャップを採用しました。2002年以降、製品の性能、技術開発、市場の反応などを総合的に判断し、白ワイン、ロゼ、多くのピノ・ノワール、短期間の貯蔵を目的とした赤ワインに、最先端のスクリューキャップを採用しています。

コノスルは、生産段階のどんな時も品質を重視しています。そのプロセスは、適切な産地と葡萄畑の見極めから始まります。適切なブドウを適切なテロワールで育てているかどうかを確認します。次に、ブドウの木が健康であることを確認し、その成長とブドウの成熟を綿密にチェックします。そのためには、定期的に畑を訪問し、収穫の時期を見極めながら、それぞれの畑を監視する必要があります。ブドウを収穫し、醸造が始まってからは、各品種のポテンシャルが最大限に発揮されるよう発酵が正しく行われているか、厳しくチェックしています。発酵後、ワインメーカーは最高のワインを造るために、樽の種類、熟成、ブレンドを決めていき、瓶詰めの段階では、供給と技術的なパラメーターに厳密な注意を払っています。

コノスルは、創業以来、高品質のワイン生産と環境に優しい施策が両立できることを信じ、環境方針の策定に深く取り組んできました。長年にわたり、自然なブドウ畑の管理、有機栽培、ISO認証、カーボンニュートラル®デリバリーによってCO2排出量を相殺するクリーンな行動計画を実施しています。

イノベーティブな品種

コノスルは、チリで初めて植樹されたピノ・ノワールの樹のそばで誕生しました。チリで初めてプレミアムピノ・ノワールを生産し、またこの品種を初めて輸出しました。ピノ・ノワールの生産は、コノスルにとって最もエキサイティングな挑戦であり、すべてのシリーズに存在する唯一の品種です。コノスルの「ピノ・ノワール・プロジェクト」は、ユニークで表情豊か、新世界のルーツを誇りにしつつ、ブルゴーニュの伝統に則って醸造された、チリで最高のピノ・ノワールを生産することを目的に、1999年に始まりました。経験豊富なピノ・ノワールのワインメーカーであるマルタン・プリュールをコンサルタントとして迎え、テロワールの選定や最適な畑の管理について助言を得ています。

コノスルは、チリにおけるブドウ栽培とワイン醸造の可能性を広げ、あまり知られていない品種をチリに導入してきました。コノスルは、チリで初めてヴィオニエを生産し、輸出したワイナリーです。また、ゲヴェルツトラミネルを最初に生産したワイナリーのひとつでもあります。そして、ビオビオ・ヴァレーの原産地呼称を持つリースリングを初めて生産したのもコノスルです。